ゲーミングPCをクラウドに作る 概要

PUBGとかPCゲーをやりたいけど、高価なグラボを積んだPCがない。
10-20万でゲームPC組んでも、きっとすぐ飽きそう。。。
そんな訳で、AWSでGPUが使えるインスタンスもあるので、使いたい時だけ使えるゲームマシンが作れるかやってみました。


ざっくりどのように?

Windowsマシン
AWS EC2 でGPUを積んだものを利用します。GPUが利用できるマシン(インスタンス)は、グラフィックの描画にも利用できるものと、機械学習の計算に利用できるものがあります。今回はグラフィック描画に利用できるg2シリーズを選択します。

ネットワーク
お互いルータなどで穴は開けず、VPNを貼ることで接続します。
Zerotier Oneを利用します。Hamachiのような手法で数多くのNAT環境配下同士でのP2P接続を可能とします。

画面転送方法
Parsecという遠隔にあるゲームマシンを、GPUを持たないPC, Mac, Android, iOS, Raspberypiなどから利用する画面転送のサービスを利用します。とにかくレイテンシの低さが際立っています。
RDPはDirectXが利用できないため、最初のセットアップの時のみ利用します。VNCもパフォーマンスはそれほど良くはありませんが、バックアップ用として利用します。

 


料金は?

AWS利用料のみ発生します。Zerotier One, Parsecでは今回の方法では料金は発生しません。

EC2 Windowsは1時間単位の課金、EBSは秒単位の課金、それにネットワークのアウト方向(AWS->自宅)へのデータ通信量くらいと見て良いでしょう。

AWS EC2 g2.2xlarge インスタンスを利用し、OS用に30GBの一般的なSSDドライブであるgp2ディスク、Steamゲーム用として500GBのIOPSが低くて安いドライブを利用します。

ネットワークは常時40Mbpsで画面転送を受信しているとします。
40Mbps = 5MB/s

ユースケース
1日2時間、月に10日ゲームをした場合。

プレイ中の料金
EC2: g2.2xlarge(spot) $0.38/h
=> 2h x 10day = $7.6

EBS gp2(C:ドライブ): $0.12/(GB)month(0.00017/h)
=> 2h x 10day x 30GB x 0.00017 = $0.102

EBS sc1(D:ドライブ): $0.03/(GB)month(0.000042/h)
=> 2h x 10day x 500GB x 0.000042 = $0.42

NetworkOut: $0.14/GB
=> 5MB/s x 60sec x 60min x 2h x 10day / 1024 x 0.14 = $49

合計:$57 (あ、結構高い)

ネットワークの使用料は実際はもっと低いと思います。実際の料金がわかりましたら報告します。

 


作り方

長くなるのでこちら。

 


まとめ

ネットワークの帯域があれば使い心地は良いです。

ゲームPCを買わなくても楽しめると言うことの他に、友達同士で同じ空間でPCゲームを楽しむ、旅行、出張中でもノートPCでいつものゲームができるなど、可能性が膨らみますね。

今回はAWSのマシンで紹介しました。

家にあるゲーミングマシンでも同じ設定をして、外出先でラズパイをホテルのネットに繋げてゲームをすることも可能ですよね。夢が膨らみます。

 

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