日産のカーシェア e-シェアモビを利用してみた

レンタカー/カーシェアユーザーの私としては、機会があれば走りに評判の良いリーフや、e-Powerを搭載したノートにもレンタカーで乗ってみたいと思っていました。

ネットを漁っているとたまたま、日産が運営しているe-シェアモビというサービスでノートe-Powerが乗れるという事でしたので、早速登録して利用してみました。

タイムズカープラス(2019年5月よりタイムズカーシェア)との比較もしてみます。

事前登録

事前登録は公式ページより必要事項の入力と、免許証の画像をアップロードするだけです。わたしの場合、平日夕方に申し込みをして翌日の昼前には登録が完了していました。

利用方法

インターネットから利用時間と利用ステーション&車を選択し、利用時間に現地へ行き、車に備え付けのNFCリーダー(?)へ免許証をかざすと車のキーが解除し、利用開始となります。

利用できる車種

ここがe-シェアモビの特徴で、利用できる車は全車モーター駆動の車種となります。
今回利用したノート e-Powerは燃料はガソリンですが、発電のみに利用され、駆動力はモーターのみ利用します。北海道はまだノート e-Powerのみですが、ぜひリーフも利用してみたいです。

現時点でのタイムズとe-シェアモビの比較

e-シェアモビのシステムはタイムズカーシェアを踏襲し、さらに昇華させた使い勝手と思いました。以下にe-シェアモビの良い点と改善して欲しい点を書いてみました。

☺️e-シェアモビの良い点

申し込みが簡単

タイムズカーシェアはインターネットで申し込み後、会員カード(解錠にに必要)の送付されるのを待つか、直接店舗へ行ってカードを発行してもらう必要があります。

一方、e-シェアモビは必要事項の入力と免許証の画像を送付すれば、2日後くらいまでには利用可能となるのが良いところです。

月額無料プランが選択できる

これも大いなる強みです。タイムズカーシェアでの月額費用は利用料金に含まれますので、1ヶ月1時間でも利用すれば月額は意識する必要はありませんが、全く使わない月も事実ありますので、月額無料が選択できることはとても良いです。

よく利用する場合は月額1,000円を支払うベーシックプランが良いでしょう。

解錠方法は免許証をかざすだけ!

これは本当に良いです。タイムズでは初期申し込み時に送付された専用カードで解錠しますが、e-シェアモビは免許証のNFCで解錠します。免許証が忘れたら乗れないですし、合理的でとてもクールです。

ETC カードは備え付け

これもとても助かります。自前のETCカードは不要で、備え付けのETCカードがあるので、そのまま高速を利用できます。高速利用料金はもちろん、利用料金としてe-シェアモビ経由で支払います。

利用時間に合わせて最適のパック料金で予約される

利用時間を入力すると、一番安いパック料金が適用され予約されます。これも合理的で良いですね。

距離料金がない!

これはすごくいい!!!タイムズでは6時間パック以外のパックは16円/kmの距離料金がつきますが、なんと!e-シェアモビは距離料金がありません!これは強力な優位点ですね。

最新のテクノロジーを体験できる

リーフ、ノート e-Power、セレナ e-Powerといった最新のEVが搭載された車が利用できます。これらは車体価格自体通常のガソリン車よりも上であるため、タイムズのカーシェアではプレミアムクラスで採用されていたりしますが、e-シェアモビは基本このラインナップで提供されます。

サイトがシンプル

ごちゃごちゃしていなくて、私はとても好きです。

?e-シェアモビに改善して欲しい点

予約時間前に返却した場合でも予約時間分支払いが発生

これはとても残念。タイムズでは予定時間前に返却した場合、パックでは無い場合は利用した時間分の支払いで良いですが、e-シェアモビは予約した時間分支払いが発生します。まぁ、正直私も念のため余分に予約時間を入れる事がありますので、予約時間分きっちり支払うポリシーも良いかと思います。

ノート e-Powerはどうだったの?

評判の通り、「走り」がとても楽しい車でした。

何と言っても、その加速力とアクセルのレスポンスの良さが際立つ!!
フルアクセルだと、一瞬ホイルスピンするほどのトルクがあります。

150kmほどドライブしましたが、ワンペダルモードでの走行も使い易く快適なツーリングを楽しめました。リーフとは違って、充電ステーションに気を使う必要が無いことも強みですね。

最後に

後発という事で、全体的にタイムズカーシェアのサービスをより昇華させたものとなっております。今後もステーションの拡充に期待しています。